第169回 隆太窯コンサート
2019年 7月 11日(木) 午後7時 開演 (午後6時半開場)
唐津市高齢者ふれあい会館 りふれホール
「スカボローフェア」
~歌とギターでおくる映画音楽~
出演 波多野睦美 (メゾ・ソプラノ)
大萩康司 (ギター)
プログラム
ムーン・リバー 映画「ティファニーで朝食を」より 作詞:J.マーサー 作曲:H.マンシーニ
スカボロー・フェア 映画「卒業」より イギリス古謡
アマポーラ 映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」より 作詞:L.ロルダン 作曲:J.ラカジェ
サマータイム オペラ「ポーギーとベス」より 作詞:D.ヘイワード 作曲:G.ガーシュウィン
・・・【朗読】夕暮れの遊び 連作詩「プラテーロとわたし」(R.ヒメネス)より
愛のロマンス 映画「禁じられた遊び」より スペイン民謡 *ギターソロ
マルセリーノの歌 映画「汚れなき悪戯」より 作詞:Pソロサバル、J.M.S.シルヴァ 作曲:P.ソロサバル
カンシオン/ホタ/セギディージャ 歌曲集「7つのスペイン民謡」より M.de ファリャ作曲
~~休憩~~
カヴァティーナ 映画「ディア・ハンター」より 作曲:S.マイヤーズ *ギターソロ
アイルランドの女 映画「バリーリンドン」より 作曲S.リアーダ J.ライディ
さよなら薄情な人 作曲:J.ダウランド
・・・【朗読】ヴァイオラ 戯曲「十二夜」(シェイクスピア)より・・・・・
俺が小さな餓鬼の頃 戯曲「十二夜」より 作者不明
・・・【朗読】魔女 戯曲「マクベス」(シェイクスピア)より・・・・・
さあもう一度 甘い愛が呼んでいる 作曲:J.ダウランド
・・・【朗読】ジュリエット 戯曲「ロミオとジュリエット」(シェイクスピア)より・・・・・
若さとはなんだろう 戯曲「ロミオとジュリエット」より 作詞:W.ユージン/作曲:N.ロータ
ゴンドラの唄 映画「生きる」より 作詞:吉井勇/作曲:中山晋平
演奏家 略歴
波多野 睦美 Mutsumi Hatano
英国ロンドンのトリニティ音楽大学声楽専攻科修了。シェイクスピア時代のリュートソングでデビュー。その魅力と新たな可能性を示して話題を呼び、イギリスの専門誌でも高く評価される。以来レパートリー、活躍の場を広げ、バッハ「マタイ受難曲」、ヘンデル「メサイア」などの宗教作品、オラトリオのソリストとして寺神戸亮、鈴木雅明、C.ホグウッド指揮他の多くのバロックオーケストラと共演、国内外での音楽祭、公演に出演。オペラではモンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」皇后オッタ―ヴィア、パーセル「ダイドーとエネアス」女王ダイドー、モーツァルト「イドメネオ」王子イダマンテなどを演じ、深い表現力で注目される。また、「歌曲の変容」と題したシリーズを2005年から王子ホールで続け、古楽から現代に至る独自の歌曲プログラムを開拓。
現代音楽では、間宮芳生のアメリカでの世界初演、サイトウキネン武満徹メモリアル、サントリーホール「作曲家の個展2013権代敦彦」他に出演し、広い世代の作曲家から厚い信頼を得ている。特に高橋悠治とは2006年から初演、委嘱作品を含めて共演を重ね、音楽を深めている。
「NHKニューイヤーオペラ」「名曲アルバム」「BSクラシック倶楽部」「日本の叙情歌」「題名のない音楽会」などに出演。
古楽器との共演による「イタリア歌曲集」(レコード芸術特選盤)、高橋悠治との「猫の歌」、シューベルト「冬の歌」「風くるま」他、CD多数。最新作は大萩康司(G)との映画音楽集「コーリング・ユー」。
大萩 康司 Yasugi Ohagi
高校卒業後にフランスに渡り、パリのエコール・ノルマル音楽院、パリ国立高等音楽院で学ぶ。ギター国際コンクールとして世界最高峰とされるハバナ国際ギター・コンクール第2位、合わせて審査員特別賞(レオ・ブローウェル賞)を受賞。その後4年間ギジアーナ音楽院でオスカー・ギリアに師事し、4年連続最優秀ディプロマを取得。日本国内での精力的な活動に加え、フランス、イギリス、スイス、ベルギー、ロシア、アメリカ、カナダ、キューバ、コロンビア、中国、韓国、台湾など、世界各地に活躍の幅を広げ、各地で熱狂的な支持を得ている。これまでに12枚のCD及び2枚のDVDをリリース。NHK「トップランナー」「スタジオパークからこんにちは」、TBS「情熱大陸」、テレビ朝日「題名のない音楽会」、テレビ東京「たけしの誰でもピカソ」などメディアにも出演。
第6階ホテルオークラ音楽賞、第18回出光音楽賞受賞。
洗足学園音楽大学客員教授
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